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大学生の生活実態調査の比較

大学の下流化の続きです。

以前、大学全入時代に入ったことを紹介しました。
大学全入時代へ






では、この大学の変化の中で、学生はどのように変化したのでしょうか?

次のグラフを見てください。



tt.jpg




これは中堅大学Aの生活実態調査です。
(参考 竹内洋『大学の下流化』)




このグラフだけでは分かりにくいかもしれませんが、
1960年代の学生は、専門書・一般教養書・語学書など
何れも一日平均で1時間以上読んでいるんです。
それも『中央公論』や『朝日ジャーナル』といった
「硬派」の雑誌や週刊誌が多く読まれていました。
また、1967年の私立大学全体の生活実態調査からも、
授業以外に自宅や図書館等で1日平均2.2時間勉強していました。




しかし、2006年の調査によると、
1ヶ月のほとんど読書をしない学生が35.3%と3分の1を占めており、
自宅学習をほとんどしない学生も49.0%と半分近くに上ります。





一つの大学の学生文化が30年間で大きく変わってしまったことが分かります。





次に東大と京大の「生活実態調査」を見てみましょう。



yy.jpg




東大生の場合
一日平均の読書時間(新聞・雑誌を除く)は43分
毎月平均の読書冊数(マンガ・コミックを除く)は6.0冊
小説・文芸書・教養書に限った場合は3.6冊
自宅・図書館での学習は約2時間、大学以外の教育機関での学習は約2時間です。




1990年代後半からは学生の読書時間や、自宅学習時間は
ほぼ横ばいということでした。
なので現在もこの状況は大きくは変わっていないと思われます。
東大生も京大生も学習時間の減少は同様に見られますが、
その振れ幅がそれほど大きくはありません。






それに、よく見ると1957年のの中堅大学Aの読書時間は、
東大生や京大生の読書時間とほとんど変わらなかったということが分かると思います。
当時はまだ、「背伸び文化」が存在し、
難関校についていこうとする風潮が存在していたが、
近年は中堅上流大学の学生文化が、
著しく下流文化になってしまったといえるのではないでしょうか。




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プロフィール

しずお

Author:しずお
今年から千葉のCARP代表になりました。
千葉CARPはW-CARP JAPANの理念に賛同しています。
このブログではCARPの活動やメンバーの様子、気になるニュースからつぶやきまで
CARPメンバーの日常を紹介します。

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