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「愛国主義」は罪悪か

3月2日 読売新聞 2面記事および国際面より

中国「倫理失った絶望的な状態」
中国の著名芸術家・アイ=ウェイウェイ氏の単独インタヴュー


中国当局の監視下におかれながら、人権保護活動にも取り組んでいるアイ氏は、
現代の中国社会について、

「実用主義にのみ走り、自由な発言、思考が奪われ、倫理さえも失った絶望的な状態」と痛烈に批判。


中国は、2月下旬から、人民解放軍の英雄・雷鋒の精神を称揚するキャンペーンを始めた。
これについても、

「ネット時代に、人々の思想を統一し、意思を統一しようとする愛国主義宣伝」

と、批判し、さらに

「日中戦争のような国難に愛国を訴えるのはいいが、今は平和な時代だ。
 国家の利益を個人の幸福や真理、生命よりも前に置く、そういう愛国は罪悪だ」

と語った。





この記事をどう読み解くべきだろう。


ここからは、あくまで私個人の見解なので、今後もブログ上での議論を期待したい。




最終的に、アイ氏は「中国の民主化」を「ネット」によって期待している。
現在、中国では急速的にネットの普及が進んでいるそうだ。

彼の予測する「民主化」の道も、おそらく若い世代から起こってくるのではないだろうか。



私が特に気になったのは、「愛国主義は罪悪」という一文である。



中国で倫理が失われている、という批判にもあったとおり、
こういう状態での愛国の精神は、確かに厳しい。

国は国民の幸福を保障すべきであり、その前提には国に正しい倫理や理念が必須である。

あとは、アイ氏のインタヴューに記されるとおりである。



しかし、これをそのまま日本に当てはめて読むのは危険だ。



なぜなら日本の場合、国民が「愛国心」を捨てる、という危機に陥っているからである。


少し前、千葉大学の授業でも、興味深い議論に出くわした。

「日本は、自分の国に対して興味関心がなさすぎる。」
「日本国民はなぜ、自国に誇りを持たないのか。」
「日本がキライ、という日本人が多い。」
「日本人が、留学したまま帰ってこないケースが急増中。」

留学生を交えた意見交換の場での主張の一部である。



「愛国心」という言葉は、時に特別な意味をもつ。

戦時中の帝国主義の日本が、多くの犠牲を伴った経験から、この言葉自体に
良い感情をもたない方も多いだろう。


もちろん、そういった問題を憂慮しつつも、


しかし、私はやっぱり、国歌斉唱をするか、しないか、で議論している日本人を見ると、
首をかしげざるをえないのだ。



アイ氏の言葉を引用するなら、

「平和な時の、愛国キャンペーンは罪悪である。」
(中国の倫理崩壊の背景に語った言葉の一部)



では、今の日本は本当に「平和」だろうか?




もし、今の日本は「なんだかんだありつつも私の生活はやっぱり平穏だから…」
などと考えている人がいるとしたら、非常に危ないと言いたい。



今、日本は危機中の危機である。



日本の大学生たち、もっとしっかりしないといけない。

今、危機の日本にあって、この国を建てなおすだけのエネルギーと信念をもつ若者がいなければ、
きっと国は崩壊してしまう。
あるいは、国を放り出して、若者たちだけさっさとどこか他国へ逃げてしまうだろう。




つまり、国の舵をとっていく前提には、「愛国心」が必要なのである。

正しい理念を伝える教育を、国は渇望していくだろう。
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BY ジェッソ

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しずお

Author:しずお
今年から千葉のCARP代表になりました。
千葉CARPはW-CARP JAPANの理念に賛同しています。
このブログではCARPの活動やメンバーの様子、気になるニュースからつぶやきまで
CARPメンバーの日常を紹介します。

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